はじめまして、派遣社員で働くアラフォーの望叶です。
2人の子どもの成長とともに、気になる教育資金(塾や習い事、これからかかる進学費用)や家のメンテナンス(これからかかる外壁や水回り設備の交換)費用・・・
働いても働いても、なかなかたまらない貯金にいつも不安を抱えています。
お金を少しでも貯めたいけれど、銀行に貯金してもメリットがないって聞くし、口座に入れているとついつい臨時出費で引き出ししてしまい、貯金ができていない・・・
そんな不安な生活を少しでも改善したくて、資産を貯めたい!
と思いましたが、実際に資産運用ってどのようにすればいいのだろう?
そんな不安を持ちながら、なかなか一歩を踏み出せない方に向けて、実際に私が調べてやってみた、つみたてNISAについてお伝えすることにしました。
少しでも、同じような悩みを持っている方の後押しになれば嬉しいです。
つみたてNISA(ニーサ)を始めようと思った理由
つみたてNISAは国(金融庁)が誰もが長期的な資産形成ができるようにと導入を決めた政策の1つです。
NISAには、NISAとつみたてNISAがありますが、今回はわたしが気になっている&少額からコツコツ始められるつみたてNISAについてまとめました。
つみたてNISAは年間40万円までが非課税対象となるため、毎月33,333円ずつを積み立てていけばMAXの約40万円になります。
つみたてNISAのメリットとは
- 税金がかからない
- NISA口座の開設が原則無料(20才以上)
- 投資金額の下限はない
- 運用で出た資産の使い道は自由
- 途中解約が可能
- 売却損益・分配金・配当金は確定申告の必要なし
利益が非課税になる
通常、株式や投資信託など、金融商品に投資した場合は、売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは「NISA口座(非課税口座)」内で毎年一定金額で購入した記入商品から得られる利益が非課税(税金がかからない)になる制度です。
つまり・・・
わかりやすい例をあげると
A証券会社で○○株式会社の株を30万円購入しました。
株価が上がり、50万円になったので売却しました。その差額(利益)20万円にたいして
通常の場合 20.315%の税金がかかる |
所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%
40,630円がひかれる |
NISAの場合 非課税(税金がかからない) |
投資した30万円+利益の20万円=50万円がもらえる |
このように、非課税であるということは、これだけお得になるのです。
もちろん、金融商品は価値にアップダウンがあるため、元本保証はありません。
しかし、中長期的(3~5年以上)にみて、プラスになるならやってみる価値があると思いませんか?
口座管理手数料が無料
つみたてNISAは銀行、証券会社、郵便局、信用金庫など取り扱っている金融機関で開設することができます。
通常は発生する「口座管理手数料」がつみたてNISAは無料になります。
投資信託を比較した時に、運用コストが安く済む
投資信託(ファンド)の言葉の意味はご存知ですか?
通常の投資信託とつみたてNISAの投資信託を購入、運用、売却するときの手数料について比較しました。
買うとき | 保有中 | 売るとき | |
通常 | 3%前後購入手数料がかかる | 信託報酬として投資信託の保有額に応じて、日割りで信託財産から差し引かれる | 売却(解約)する際徴収される費用。 |
つみたてNISA | 無料 | 比較的信託報酬がひくいものが選定されているが、通常と同様に信託財産から差し引かれる | 解約手数料は無料 |
長期運用することで、複利効果が期待できる
時々分配金が支払われる運用品もあり、受け取るか、受け取らずに再投資するかを選べることができます。
再投資を選ぶと、資産の増幅も期待できます。
つみたてNISAのデメリットとは
- NISAの枠は、損失の繰り越しができない
- NISAは一人1口座までしか開設できない
損失の繰り越し控除ができない
NISA口座内では損失が発生する場合もありますが、損失の繰り越し控除もできません。
(損失が発生する場合とは、投資した運用品が下降して、これ以上損失になるのは嫌だと思い、解約した時に発生します。保有しているだけでは損失にはなりません)
NISA口座は1人1口座しかもてない
一人につき1つの金融機関でしか申込・開設することができません。
すでにNISA用の口座を開設しているけれど、運用していない方など、この記事を読んでネット証券に変更しようと思った場合は、金融機関を変更することはできますが、手続きが必要になります。
変更前のNISA口座で買い付けがあった場合は、その年分については金融機関を変更できません。
つみたてNISAを開設するならどこがおすすめ?
つみたてNISAを開設するなら、ネット証券が手数料の安さや取扱商品の豊富さ、使い勝手などの側面から慎重に考えて選ぶようにしましょう。
私のおすすめは
- SBI証券
- 楽天証券
になります。
それぞれおすすめのポイントについては、また後日お伝えしますね。
つみたてNISAを始めようと思ったら、まずは家計と相談にはなります。
非課税枠はMAX40万円となるので、できればMAXの40万円めざして毎月約3万円ずつ運用することをおススメします。
しかし無理は禁物です。自分のお財布事情を考慮して、できる範囲でまずは「スタートする」ことを始めてみましょう。
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